私たちは、次の4つの柱を立て、運動に取り組んでいます

 

【1 「差別糾弾」の原則を貫いて闘うこと】

 私たちの生きている社会は、能力主義と競争原理によって支配された社会であり、それは不断に障害者を差別し、排除していく思想、価値観を生み出しています。
 私たちは、具体的な差別の一つ一つをみすえて闘い、これを変革することを通して、障害者と健全者が本当に平等に生きていける社会のありかた、解放の未来をたぐり寄せていきます。
 それはまた、差別の中でバラバラに分断されてきた障害者が出会い、連帯を育んでいく闘いでもあります。

 

【2 「要求闘争」の旗を高くかかげて闘うこと】

 様々な障害者の様々な要求を掘りおこし、とりまとめ、実現させていく闘いを通してこそ、自立と解放にむけて障害者と力を蓄え、強めていくことができます。
 また、障害者の問題を広く社会にアピールし、行政を動かしていく力は、粘り強い要求闘争の積み重ねによってこそ得られると思います。

 

【3 あらゆる障害者と共に闘うこと】

 私たちは、島田事件の無実の精神障害者、赤堀さんを奪いかえす闘いに取り組み、勝利してきました。
 障害者・精神障害者・健全者の「三者共闘」によって進められたこの闘いの地平を、私たちは継承していきたいと思います。
 また障害年金の国籍条項の問題に取り組んでいる、在日朝鮮人障害者の仲間たちとの連帯にも取り組んでいきたいと思います。

 

【4 労働者・学生・市民・被差別大衆との共闘を求めて闘うこと】

 健全者意識にはらまれた障害者差別の意識を変革していく闘いを前提として、反戦・反差別・反原発などの様々な闘いに、障害者の立場から積極的に参加し、交流を深め、共に生き、共に闘う連帯の輪を広げていきたいと思います。

 

私たちが出してきた声明・要望書など
 
2003年度
6/21 サマーキャンプのよびかけ【ビラ表面】【ビラ裏面】
5/15
 
2002年度
3/23 第10回総会基調
1/15 ヘルパー派遣月120〜150時間の上限に反対する要請書
12/18 「心神喪失者医療観察法案」に反対する声明
9/30 「アルゴ」を紹介するリーフレット
8/21 「アルゴ」の行政認可を求める要望書
8/6 8・6ヒロシマアピール
5/17 「アルゴ」の行政認可を求める要望書
 
2001年度
10/14 第9回総会基調
8/9 「つくる会」の教科書採択に対する抗議文
7/18 「アルゴ」の行政認可を求める要望書
5/28 「アルゴ」の行政認可を求める要望書