6月23日、福岡でアジア共同行動主催の有事法制反対の集会が行われました。総会の「戦争反対の運動をしよう」との決定に基づき、事務局全員で行きました。
集会では、港湾労働者の伊藤さん(労組の書記長)が「以前から弾薬を船に運び続けている自分たち」「組合の団結の力で拒否行動をしてきた」「有事法制が通れば拒否がやりにくくなる。逮捕者を出すことになってしまう」「最近、合理化のなのもと労働者が失業していっている。労働者の生存権が奪われ、戦争の道具にされようとしている」といわれました。
平和憲法が作られて、戦争をしないはずの日本が3年後の朝鮮戦争のとき、港湾労働者を朝鮮まで連れて行って、4人亡くなったというのは、初耳でした。
続いて、韓国の高校教員の方が演台にたたれました。「せっかく冷戦が終わり、平和への21世紀へと民衆が動こうとしているのに、アメリカを中心として戦争をし続けようとしている」「有事法制をとめましょう。戦争の無い世界をみんなでつくりましょう」と提案されました。
その後、各参加団体が発言されました。被爆二世の会は、福田官房長官の非核3原則否定発言を取り上げ、「原爆を日本が持とうとしている。2度と被爆者をつくりださないためにも自分たちはがんばる」と発言されました。
それからデモ行進をして、その後簡単な集会をしました。センターから、「戦争で障害者を殺している。戦争という人工的なもので障害者をつくりだすことに絶対反対である」と述べました。
皆さん、戦争への動きに反対の声を一緒にあげませんか?
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